株式会社税務研究会が運営している経理部門の統括責任者・実務担当責任者向けの会員制度である企業懇話会にて、WEBセミナー「経営環境の変化と資金変動等の分析」の講師を弊社公認会計士・税理士の野村 昌弘が務めさせていただきました。
新型コロナウイルス感染症が経済に与える影響は甚大です。緊急事態宣言の発令により多くの店舗が休業し、外出自粛による消費の低下が起きています。そのため、多くの企業が資金繰りに窮しており、既に金融機関に融資を実行あるいは打診している企業が多く見受けられます。
今回の影響は今までの経営環境の変化をもたらすような事象や災害(米国での同時多発テロ、SARSやMERSの流行、リーマンショック、阪神淡路大震災や東日本大震災、度重なる台風被害等)に比べてもより大きな影響を受けていると思われますが、過去に経営環境の変化をもたらすような事象や災害が起きたときに企業がどのような影響を受け、業績や資金変動等がどのように推移しているかについて、いくつかの企業の15~20年程度の実績を例に分析しています。また、どのようなタイミングで増資や資金調達を行っているのかも見ていき、有事に備えて今後どのようにキャッシュ・フローを回していくかを考えるヒントになれば幸いです。
なお、当該セミナーは企業懇話会会員限定となります。